ピリピリする慢性的な手足のしびれ【原因と対処法】

慢性的になると、日常生活にも支障をきたす、ジンジン・ピリピリとした手足のしびれ。

高齢者に多くみられ、原因は様々ですが、多くは生活習慣が原因となっています。

そこで今回は、慢性痛専門の整体師視点から、手足のしびれの原因と、改善のためのアプローチについてお伝えします。

「手足のしびれでストレスを感じている」
「ピリピリする手足のしびれを治したい」

という方は、ぜひ最後まで読み参考にしてみてください。

目次

手足のしびれを引き起こす原因

手や足のしびれは、主に筋肉の緊張による血行不良が起因となり、神経線維が影響を受けるために起こります。

しびれは、大きく下記の2種類の感覚に分けることができ、それぞれの神経線維が影響を受けることで生じます。

・ジンジン、ビリビリといった触覚
・チクチク、ピリピリといった痛覚

たとえば、正座をした後に出る足のしびれを想像してみてください。

長時間の正座により血行不良がおき、触覚神経線維が影響を受けることでジンジンとしたしびれがおこる。

その後、痛覚神経線維が影響を受け、ピリピリとした痛みが出てくる。

最終的には、感覚がなくなり脱力する。

といった流れです。

【注意!】
片側のしびれは血行不良によるものですが、左右同時にしびれる場合は、中毒や代謝疾患も考えられますので、病院を受診しましょう。
また、顔面を含む体半身にしびれが突発した場合なども、速やかに病院を受診し、詳しく診てもらうことをオススメします。

予防と日常のケア

筋肉の緊張といった日常的な生活習慣が原因となって起きるしびれは、日頃から予防を心掛けることでケアすることができます。

無理のない範囲で、日常に取り入れてみてください。

正しい姿勢を心掛ける

猫背や足を組むなどの不良姿勢や、デスクワークで長時間同じ姿勢を続けることで、筋肉が緊張し、しびれが生じやすくなってしまいます。

デスクワークでは、椅子に深く腰掛け骨盤を起こすように座ることを心掛けましょう。

また、定期的に小休憩を挟んで身体を伸ばす、室内を軽く歩くなど、積極的に身体を動かすことで、しびれを予防することができます。

入浴などで体を温める

湯船にゆっくりとつかり全身を温めることで、筋肉の緊張が緩和され血行も促進されます。

また、蒸しタオルやホットパックなどを使い、部分的に温める方法もオススメです。

・手のしびれ:首~肩にかけて温める
・足のしびれ:腰、骨盤まわりを温める

適度な運動とストレッチ

軽症の方のみにオススメしている方法ではありますが、適度な運動とストレッチは、全身の血行が促進されるためおススメです。

腕~手にしびれがある場合は、脇の下や鎖骨周辺、足にしびれがある場合は、腰回りなどを優しくストレッチすると良いでしょう。

簡単なストレッチやウォーキングを日常に取り入れることで、手足の血液循環をサポートし、しびれの予防につながります。

IKEDA整体

ただし、軽症の方のみ!
中等度~重症の人にはNGです。
詳しい内容は下記リンクから。

当院でのアプローチ

当院では、しびれの原因である筋肉の緊張を取り除き、根本改善する施術法を取り入れています。

腕全体のしびれ:脇の後ろ、鎖骨周辺
指先のしびれ:ひじの内側~手首
足のしびれ:腰部の筋肉

といった部分の筋肉を傷つけずに軟らかくすることで、手足のしびれをとっていきます。

まとめ

しびれは、施術の際によく聞く症状のひとつです。

「しびれは、治らないからうまく付き合っていくしかない」と言われる方も多く、治らないばかりか効果のない薬を連用している方も多いと感じます。

もちろん、簡単に治るとは言い切れませんが、諦める必要もありません!

当院では、オススメする整体法のセルフケアなどもお伝えしています。

お困りの方は、何かしらお力になれるかと思いますので、ぜひ一度お気軽にご相談くださいね!

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