アトピー性皮膚炎の真の原因と解決法!整体師が教える血行不良との関係

こんなお悩みはありませんか?
「アトピーの薬を使っても根本的に治らない…」
「ステロイド軟膏の副作用が心配…」
「何年もアトピーに苦しんでいる…」
「色々試したけど効果がない…」
当院は慢性痛専門の立場から、多くのアトピー性皮膚炎でお悩みの方を見てきました。
今回は、一般的な治療法では語られないアトピー性皮膚炎と血行不良の関係について解説します。
アトピー性皮膚炎とは何か?

アトピー性皮膚炎は「慢性のかゆい湿疹」のことを指します。「アトピー」という言葉は「奇妙・異常」という意味で、通常では見られない過敏な反応として名づけられました。
アレルギーとアトピーの違い
- アレルギー:乳製品、小麦、ダニなど特定のアレルゲンにより症状が出る
- アトピー:アレルゲンが見当たらず不特定
現在の医療現場では、両者をまとめて診断しているケースも多いです。
主な症状と部位
アトピー性皮膚炎は、軽症から最重症まで症状の程度に幅があります。日常生活に支障をきたすほどの強いかゆみを伴うことが特徴で、慢性的に症状が続くと生活の質が著しく低下してしまいます。
症状
- かゆみ
- 発疹
- じくじくしたブツブツ
- 皮膚が剥けてかさぶたになる
慢性化すると皮膚が固くなったり、硬いシコリができたりします。重症の場合、ステロイドの影響で皮膚の状態が悪化することも。
よく症状が出る部位
- 目の周り
- 口の周り
- 首
- 肘、膝、手首などの関節周囲
- 背中やお腹
乳児では2ヶ月以上、その他の年齢では6ヶ月以上症状が継続する場合、アトピー性皮膚炎と診断されます。
アトピー性皮膚炎が起こる仕組み

アトピー性皮膚炎では、以下の2つの現象が起こります。
- IgE抗体の増加:特定のアレルゲン物質に対する抗体が増える
- セラミドの減少:皮膚の保湿に関わる重要な成分が減少
これは「アレルゲンによりIgE抗体が増加し、その結果細胞が破損してセラミドの減少が起きている」と考えられています。
セラミド(細胞間脂質)の減少は血行不良で起きると考えられています。
アレルギー反応と免疫の関係

私たちの体には、外部から侵入した異物(抗原)を退治する「免疫」という仕組みがあります。この免疫を担うのが「白血球」です。白血球は体内に入ってきた異物を認識し、それを無害化する働きをしています。
白血球の働きが弱まると、免疫力が低下するとともに、組織の新陳代謝力の低下にもつながります。つまり、白血球の不足=免疫力の低下=組織の新陳代謝力の低下ということになるのです。
この状態が続くと、アトピー性皮膚炎のような免疫異常が起こりやすくなります。
なぜ免疫力が低下するのか?

アトピーの症状が長引く大きな原因として、免疫力の低下が挙げられます。正常な免疫反応ができないと、アレルゲンに対して過剰な反応を示したり、皮膚のバリア機能が低下したりします。免疫力低下の原因は以下の3つです。
1. 血行不良により白血球が必要な組織まで届かない
血行不良には主に2つのケースがあります。
- 動脈硬化:血管が脂質などにより狭くなっている場合。これは病院での検査で分かることが多く、医療機関での適切な処置が必要です。
- 筋肉による圧迫:血管は筋肉の中を通るため、筋肉が緊張して縮むと血管を圧迫し、血流が悪くなります。この結果、白血球が必要な部位まで十分に届かなくなります。

2. 白血球が他の用途に使われて不足している
現代の生活環境では、様々な有害物質に常にさらされています。
- 食品添加物
- 農薬が残った食品
- 大気汚染物質
- 医薬品の副作用物質


これらの有害物質を体内から排除するために白血球が使われてしまうと、本来アレルゲンと戦うべき白血球が不足してしまいます。バランスの良い食事を心がけ、できるだけ自然な食品を選ぶことが大切です。
3. 睡眠不足により正常な血液製造が追いついていない
人の体は睡眠中に最も活発に血液を作ります。特に「7時間以上横になる」ことで、血液製造の効果が高まることが分かっています。
ポイント
- 7時間以上の横になる時間は「合計で」確保できれば効果があります(昼寝を含む)
- 必ずしも熟睡している必要はなく、横になっているだけでも効果があります
- 睡眠に対して過度に意識しすぎると、かえってストレスになる場合もあります
睡眠薬などに頼ると、その薬を処理するためにも白血球が使われてしまいます。自然な睡眠リズムを大切にしましょう。
アトピー性皮膚炎の要因

アトピー性皮膚炎の主な要因は以下の3つです。
- 食べ物:農薬や抗生物質を含む食品
- 水:塩素入りの水道水(沸騰させるとトリハロメタンが増えるためNG)
- 空気:ダニや花粉のタンパク質、汚染物質、湿気
- 無農薬の食品
- ミネラルウォーター
- 清浄な空気

など、できるだけ自然に近いものを選ぶことが大切です。無理のない範囲から始めていきましょう。
アトピー性皮膚炎の本当の原因

ここからが多くの方が初めて聞く、アトピー性皮膚炎の本当の原因です。
重症のアトピー性皮膚炎の根本原因は、「筋肉による血行不良」です。
皮膚には「表皮・真皮・皮下組織」があり、真皮・皮下組織(皮筋)には細血管や毛細血管があります。この部分の血行不良がアトピー性皮膚炎の原因となっているのです。

アレルギー症状をお持ちの方の場合、血行不良により白血球などの免疫が十分に働かないため症状が出ます。皮膚への血流が悪くなると、体は血液を細胞に届けるため血管を太くし、さらに血管の浸透性を良くして各細胞に血液を届けようとします。
専門的になりますが、血管を太くするのが「ヒスタミン」、血管の浸透性をよくするのが「ロイコトリエン」です。ほとんどのアレルギーの原因は「ヒスタミン」の過剰分泌によって起こっており、これは血行不良の結果なのです。
皮膚の血行不良は、主に「腰の筋肉」の硬さが根本原因となっています。
食べ物や環境などの要因はもちろん影響しますが、根本的な原因は筋肉の硬さによる血行不良なのです。これに対して、アレルゲンの存在、食べ物、水、空気などは「要因」に過ぎません。
解決策は筋肉をやわらかくすること

まず初歩的にできることとしては、体を動かすことです。比較的軽度のアトピー症状の方なら、ラジオ体操程度の運動でも症状が良くなることがあります。

ただし、それでも改善しきれない方は、いわゆる「どこで何をやっても改善しないほど重症なアトピー」の方だと考えられます。
一般的に「筋肉をやわらかくするにはマッサージやストレッチが良い」と思われがちですが、実は筋肉はマッサージやストレッチを行うと硬くなることがあります。
当院では、筋肉を本当にやわらかくする特殊な整体法を実践しています。特に「何年もアトピーに苦しんでいる」という重症の方に、ぜひ試していただきたい方法です。
当院の整体法の特徴
- 筋肉の硬さを根本から改善
- 血行を促進し、免疫機能を正常化
- ステロイドに頼らない自然な回復をサポート

当院の整体法でアトピー性皮膚炎を改善しませんか?
薬では症状を一時的に抑えるだけで、根本的な解決にはなりません。特に長年症状が改善しない重症の方は、ぜひ一度当院の整体法をお試しください。
お問い合わせ・ご予約
アトピー性皮膚炎でお悩みの方は、お気軽に当院までご連絡ください。 カウンセリングで詳しくお話を伺い、最適な施術プランをご提案いたします。
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※本記事の内容は、慢性痛専門整体院としての知見に基づくものです。症状の程度により適切な医療機関の受診をお勧めいたします。